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2007年4月

2007年4月22日 (日)

ルネサンス三昧(?)の午後

東郷青児美術館のペルジーノ展と国立博物館のレオナルド・ダ・ヴィンチ−天才の実像−展をはしごしてきました。

ペルジーノはダ・ヴィンチの兄弟弟子、親方はヴェロッキオ。この辺の人間関係はかわぐちかいじの「COCORO」を読むとわかりやすい(笑)。ロレンツォ・デ・メディチやボッティチェリ、ミケランジェロも出てきます。

言ってみればダ・ヴィンチの兄貴分(はっきりしないが年はペルジーノの方が少し上らしい)なんだけど、ペルジーノを見た後でダ・ヴィンチを見るとデッサンひとつとってもダ・ヴィンチの完成度の高さを物凄く感じてしまった。ペルジーノの方は、顔のアップを見てもデッサンが狂いぎみ、とか、どの顔も丸めで目・鼻・口が顔の中央に集まり過ぎとか、どうにもアラが気になってしまう。この不完全さがある意味人間らしいのかもしれないけど。

というのも……
ダヴィンチ展の方は、絵画は例の「受胎告知」だけで、あとは彼の才能の多彩さや深さを物語る展示がメインなので、美術展というより物理や解剖学、力学・工学の研究展示。あ、だから西洋美術館じゃなくて国立博物館なのか(笑)。

予想通りの混み具合(それでも午後遅めに行ったので、混雑のピークは過ぎていたはず)でゆっくり見ていられない。展示物が何を意味するのか、解説を読まないとわからない、けど人込みの中でゆっくり読んでいられないし、その根性もない。
天才の業績にまじめに付き合うのは疲れる…
というわけで、「受胎告知」をじっくり見た後はサラッと流して出てきました。

ちょっとおどろいたのは入場時に金属探知機によるセキュリティ・チェックがあったこと。特別展とはいえこんなに物々しいのは初めて。「受胎告知」にずいぶん気を遣っている、それとも何かテロ予告でもあったのかしらん?

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