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2007年6月

2007年6月26日 (火)

二都物語Vol.8

「雑記」3

4.食事
本文中にも書いたけど、なぜか今回は旅行中お腹の調子がいま一つでした。
重大な体調不良なら一日寝て過ごす、というのもありだけど、それほどのことではない(腹痛や吐気の類は皆無)ので、外出は普通にして、食事を控えめにすることになる。あまり脂っこ過ぎるものは食べないとか、なるべく消化のいいものを食べるとか…しかし、消化のいいものと言うとお粥とかうどんとかグラタンしか浮かばないのにここにはそういうものはない!
大きなお肉、山盛りのポテト、1切れが日本の常識的サイズの1.5倍〜2倍のケーキ…いつもなら大得意で1皿平らげることもできるのに今回は極力避けた。するとろくなものが食べられない…
でもお腹はちゃんと空くから困るのだ。

1回だけ、薄味のおつゆでうどんが食べたくて、いつもならあえて行かない日本料理店へ。「地球の歩き方」に載っていた、ベルリンのクーダム近くの安めのお店で鳥うどん。ゆで鳥がのっていると思ったら揚げ鳥だったのはちょっとだけ閉口。おつゆは関西風で美味しかったけど。

旅行後半(ドレスデン)にはよくなってきたので、開き直ってお昼にブリュールのテラスのカフェでカリーヴルスト食べたり、聖母教会真ん前のカフェで豚肉の焼いたの(ザクセン風らしいけど詳しい名前は忘れた。裏ごしポテトとザワークラウトが付け合わせ、ソースが濃厚でしまいにゃ持て余した)を食べたりしてた。

いつもグルメ旅行をしているわけじゃないけど今回はまた格別に食事が貧しかったのが心残り。焼きソーセージは食べなかったし、ケーキは1回しか食べなかった(甘党なのに…わびしい)。

最終盤、空港でいよいよ帰国便に乗る頃になってムショーに焼きソーセージが食べたくなったのは我ながらアホだなー。

海外でのディナー定番(笑)中華料理はベルリン、ドレスデンで各1回づつ。
ドレスデンで入った中華屋では珍しくハーフポーションのチャーハンがあったのでワンタンスープとともに注文。ハーフと言っても結構ボリュームあり(日本ならこれでも1人前より多めなくらい)、ワンタンスープは薄味で美味。ほっとしました。

5.ドイツ鉄道
87年に初めてドイツに行った時は、DB(ドイツ国鉄、統一・民営化後はドイツ鉄道)は遅れない、スケジュール通りで助かるなぁと感心したものだった(行ったことはないが南欧の鉄道はきくところによるととってもアバウトらしい…)のに、その後は渡独する度に遅れが目立つようになり、今回も乗った列車(ICE・EC)が遅れなかったこと無し。まあ2時間、3時間も遅れるわけじゃない、せいぜい20〜30分ってところなんだが…
帰国日にドレスデンからフランクフルトへ移動した時乗ったICEが今回乗った中では一番遅れた。始発のドレスデンHbfを発車した時は定刻だったのに、途中フルダに到着する前にノイキルヒェンで約20分も停車。アナウンスはあったけどドイツ語なのでわからん。(車内放送は英語でもやってくれるけれど、ドイツ語で喋ったのと全く同じ内容を喋っているわけではない−−乗り換えなど細かいことは英語では喋ってくれない−−)フランクフルトHbfに着いたのは定刻より30分前後遅れていたのではないだろうか。お詫びのしるしか、ホームで乗客に飲み物(紙パックのソフトドリンク)を配っていた。こういうの、初めて見ました。

(まだ続く…かも)

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2007年6月19日 (火)

二都物語Vol.7

「雑記」2

3.エコなドイツ
以前からその傾向はあったけど、さらにエコ化してました。
スーパーで買い物しても無料レジ袋くれないのは言うまでもない(ただし、KaDeWeのようなデパートでは黙っていてもちゃんとロゴ入りのオリジナルビニールバッグに入れてくれますが)。
ミネラルウォーターなどのドリンク類はボトル代上乗せの価格で販売されていて、空のボトルをもどせば返金。
オリンピア・シュタディオンのドリンク類はカップ代1ユーロ(!)上乗せで、カップを戻せば返金。
試合終了後、小さな男の子たちが座席の下などに客が置いて行ったカップを探し集めてました。その中の一人が、ぼけら〜っと余韻に浸っていた私に『カップちょうだい』(厳密に何と言ったか聞き取れなかったけど言わんとするところはすぐわかった)…もちろん進呈しました。でもあとになって1ユーロはちょっと大きかったな、自分で持ってって1ユーロ返してもらえば良かったかな、と思ってしまったのはいささか大人気ないと言うかさもしいと言うか(笑)
ちなみにカップはリユースのきく、頑丈そうな把っ手付きプラスチックカップでした。販売ブースによってはオリンピア・シュタディオンのロゴマーク入りのカップを使っていたようですが、私のは真っ白のカップでした。つまらん。

翻って日本では未だにレジ袋を有料化するかどうか議論しているというエコ原始時代状態(笑)
いくら環境に優しいといっても何でもかんでも即できないのはよーくわかります。私も控えめにはしているがペットボトル飲料の世話になるし、マイバッグ忘れてレジ袋もらうこともある。とりあえず身近にできることからやっていけばいいんだけど…自販機減らすとか、レジ袋有料化するとかペットボトルをデポジット制にするとかは身の回りで一番やりやすいことだと思うんだけど。
ドイツ人にできることが何故日本人にできない?って思っちゃうんだよなぁ。
欧米の真似事は大好きなはずなのに、真似した方がいいことは真似しない日本でございます。

(続く)

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2007年6月12日 (火)

二都物語Vol.6

「雑記」1

ドイツ旅行から早くも1か月立ってしまいました。
ぐーたらな更新ペースのせいで旅行記もずいぶん間延びしております…あとは、書き忘れたこととか付け足すことなど思い出しながら書いておきます。

1.ドレスデンはホテルが高い。
ベルリンのホテル同様出発前にインターネットで探したんだけど、設備がそこそこでロケーションが良くて値段が手ごろなホテルがなかなか見つからなくて困りました。ちょっといいなと思うと市内中心部からずっと遠い郊外のホテル。長々いるつもりならそれでもいいけどたった2日しかいないのにそんなとこには泊まれないっす。
結局妥協して予約したのは、ベルリンのホテル(の3泊分)より高い2泊で180ユーロの中級ホテル。設備は悪くないけど、ビジネスホテル仕様で情緒はなかった。
個人旅行でドレスデンに泊まる時はホテル選びが難儀です。いっそマイセンに泊まってドレスデンに通う、って方が安かったかもしれないなぁ…(ちなみにマイセンには行ってません)

2.日本アニメ
夕方の子供向け番組の時間帯に日本ではみたことなかった「遊戯王」や「NARUTO」をみました。全部ドイツ語吹き替えになっていたので細かいところはわからない…「遊戯王」はゲームやってんだなぁってのはわかるけど。
少し古いサッカーアニメ(「ストライカー」だったかな?)もちゃんとドイツ語に吹き替えられて放送中。おかしいのは登場人物がみんなドイツ名になっているのに、背景の看板などは日本語表記のまま…いいのか?
あとは「犬夜叉」も放送しているようでした(予告CMやっていた)。
駅構内の書店では日本漫画のドイツ語版が売られていました。お土産がわりに買って行こうかな、と思わなくもなかったけど、自分の好きな(読みたい)漫画がないので結局やめ。並んでいるのがロリコン系っつーか萌え系絵柄の漫画が殆どでどうにも違和感を覚えてしまう。子供の頃から漫画を読んできた日本人として、外国人にも読んで欲しい、と思う作品はそこにはない。
確かに10年前とは比較にならない日本の漫画・アニメの進出ぶりなんですが…日本の文化が理解されているというよりは、流行(ハヤリ)ものとしてのまんがが商品として流通している、という印象です。

(続く)

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2007年6月11日 (月)

当世風海賊を観た!

マニアとかファンというほど映画好きではないのでめったに映画館に行かないワタクシが久々にロードショー映画を観ました。ちょうどTVで2連作「呪われた海賊たち」〜「デッドマンズ・チェスト」を続けて観たので、そのイキオイを駆って「パイレーツ・オブ・カリビアン−ワールド・エンド」を(笑)。

もともと海賊ものは好きなのでもっと早く行くべきだったかもしれないけど、ヘソマガリなのでハヤリモノをあえて避けてしまう。
そういやドイツでもちょっとした海賊ブームって感じで、本屋にもそれっぽい海賊本コーナーが出来てたり。ロルフ船長の心中いかばかりか(笑)。

(第1作めでポート・ロイヤルにトーチュガと、RUNNING WILDのアルバムで見/聞きなれた地名が出てくるのでおお♪っと単純に喜んでたワタクシ)

基本的に娯楽作品は面白くて魅力的なキャラがいればそれでオッケーなので、おおいに楽しませてもらいました。特撮・CGの発達のおかげで、大渦巻の上の帆船の激突大活劇みたいな極めて難しいシーンもリアルで迫力満点。

個人的に感じたかすかな違和感は、西洋チャンバラ海洋冒険活劇のつもりで観ていたのに半分はファンタジー(?)みたいだったからかな…死んだキャラを簡単に生き返らすなよ、といういちゃもんはこういう娯楽作品には野暮?
昔は、主人公(とそれに準ずる主要キャラ)は絶対死なない予定調和が娯楽の王道だったんだけど(笑)。

話題のジャック・スパロウ、ロック・ミュージシャン風の海賊ってのがいかにも当世風、確かに魅力的。俳優ジョニー・デップのキャラとかぶっているが故の人気かもしれませんが…ロルフ船長の心中いかばかりか(笑)。

そしてジャックの父ちゃん役で出演のキース・リチャーズ。ストーンズのファンでもなければキースに思い入れもない私が、これがそうだとすぐ気が付くような姿では登場しませんでした。事前に知らなければほんとにわからなかったかも。
ジョニー・デップがファンだからとか、単なる話題作り以外にキース・リチャーズにこの役をやらせる理由はあったのか?という疑問もこのテの映画には要らんことでしょーか。

privateerの訳語(作中では‘合法的海賊’)には‘私掠’か‘私拿捕’を当てて欲しかったなーってのもマニアックないちゃもんでしょうね(笑)。青池保子の海賊漫画に出てきたくらいじゃ一般的な言葉とは言えないんだろうな…

楽しんだというわりには、あら探しをしてしまいました。

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2007年6月 4日 (月)

二都物語Vol.5

「ドレスデンでおのぼりさん」

5月9日水曜日。
ベルリン中央駅からプラハ経由ブダペスト行きのECでドレスデンへ移動。ちょっと混んでて空席探しに時間がかかったけど結局座れました。
大荷物の客(それもおじさんおばさん〜高齢者。国内旅行だろうに、なんであんなに大きなカバンを幾つも持ってくるんだろう?って不思議に思うことも…)が席を探しながら通路を移動するので大きなターミナル駅を発車直後はしばらくバタバタしてしまう。落ち着けば空席も見えてくるので、ホリディシーズンでなければ多少混んでも座れないことはあまりない。

ドレスデン中央駅は立て直したか改装して日が経っていないのか、すっきりきれい。歩いて行けるツーリスト・インフォメーションでホテルへの行き方を聞いて、市内交通網48時間乗り放題のチケット買って、地図と路線図(必携!)もらって、ホテルにチェックインして…(駅をはさんで旧市街と反対方向にあるホテルだけど、そう遠くはない)

Elbeもう夕方だけど、バスで旧市街へ出かけました。
午後9時頃まで暗くならないので、遅いという感じはしないんだけど、美術館や博物館はとっくに閉館時刻を過ぎているので、ツヴィンガー宮殿の庭とその周辺をざっと見学。エルベ川畔のプロムナード‘ブリュールのテラス’から川向こうの新市街方面の眺めを満喫した後、駅前に戻り、あらかじめ見つけておいた中華料理店でごはんを食べて引き上げました。

Zwinger1_2翌日は天気が悪くてちょっと寒い。
日本語解説オーディオ付き市内1周定期観光バスに乗るため、早めに旧市街のエルベ川畔に移動。バスの発着地がエルベ川にかかるアウグストゥス橋(旧市街側)なので。
バスは2階建てだが日本語解説オーディオのヘッドセットは1階にしかない!んなわけでガラガラの1階席に一人で乗ってました。他は殆どドイツ人もしくはドイツ語圏からの観光客で、みんな2階へ行っちゃう(くそ)。

ザクセン王国の都ドレスデンの観光定番は殆どがエルベ川をはさんでこちら側の旧市街か、向こう側の新市街(ノイシュタット)にあります。バスは旧市街〜エルベ川沿いの高級住宅地を経て川を渡り、郊外の山と森を抜けて新市街へ下りてきて再びエルベ川を渡って出発地に戻るというルート。朝一番のバスに乗ったので昼前には旧市街に戻ってこられました。
お昼はちょっと気取ってブリュールのテラスのカフェにて。

Zwinger2午後はツヴィンガー宮殿内のアルテ・マイスター絵画館見学。ここも中世以降の欧州絵画の粋を集めた名品ぞろいでお腹いっぱい(笑)。中でも目玉はラファエロの「システィナのマドンナ」。聖シクストゥスと聖女バルバラを従えた聖母子の真下で、上目遣いでほおづえをついている二人の小さな天使がとても愛らしい。この天使だけあちこちで使われているので、この絵を知らなくても天使だけは見覚えがあるって人も多いかも。
Residenzschloss一方、初めて見るのにヒジョーに覚えがあるルーベンスの「クォス・エゴ!」。それは「エロイカより愛をこめて」No.19ポセイドン2000に出てきたから。
伯爵の解説によると、トロイ戦争でトロイ側に味方した海神ポセイドンが、ギリシャ側に味方した女神ヘラが風神アイオロスに起こさせた嵐にむかって怒りまくっているシーン、だそうな。

ルーベンスの絵はこの美術館だけでもたくさんあるので、事前に活字だけでいくら説明されても覚えていたかどうかはあやしい。こういうとき漫画というヴィジュアルの威力を感じる…。

絵画の数が多すぎて個々の作品の印象が薄くなるという贅沢な弊害はベルリンで感じたのと同じ。今となってはどの絵がどこの美術館にあったのか、チェックしないとわからん(笑)。
フリードリヒの絵があるノイエ・マイスターが閉館中なのがいかにも残念でした。

このあと、同じツヴィンガー宮殿内の陶磁器コレクションも見学。
中国と日本の古い陶磁器(伊万里と柿右衛門)が山のように…当時のザクセン王(アウグスト強王)の執着ぶりがうかがえます。

ほかにもドレスデン郊外にピルニッツ宮殿やモーリッツブルク城、ザクセンのスイスなど見どころがあるのだけど、今回はパス。

やっぱりまた来なければならないようで。

※写真は上から、ブリュールのテラスから観たエルベ川、ツヴィンガー宮殿内マイセン焼のカリヨン、ツヴィンガー宮殿の中庭(たまねぎ型の塔みたいなのは「王冠の門」、ドレスデン城

(続く)

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