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2007年9月11日 (火)

美術館巡り

夏休みの話なんでほんとに今さらだけど備忘録のつもりでアップします(途中まで入力して下書きのまま寝かせてしまった…)。
久しぶりに上野公園で美術館巡りしてきました。

1.東京都美術館「トプカプ宮殿の至宝展」
オスマン・トルコの工芸品、装飾品、衣装から武器まで、主に宮廷で使用されていた最高レベルの品々がずらり。
客の中に占めるおばさんの割合が多いように見えるのは、宝石をふんだんに使ったアクセサリーの類が多いせい?
ルビー、トルコ石、真珠をちりばめたターバン飾りの主役は中央にはめ込まれた特大のエメラルド。
金銀にこれまた宝石づくし、重そうで非実用的な吊るし飾りはメッカ巡礼の奉納品。
燭台、短剣、刀剣、火打石銃まで、これでもかと宝石を使う。戦時消耗品のはずの矢にも金箔←これはスルタンのお使いになるものだから特別?
精密な紋様だけで十分見事なのに。
どれもこれも全盛期のオスマン帝国の富の象徴。
コーヒーカップ受けまで宝石だらけで、きれいなんだけど、げっぷが出るほどの装飾過多。まぁこのへんになるとすでに時代が19世紀に入ってからの制作物なので、洗練されているけどいわゆる退廃とか爛熟という雰囲気になります。
面白いのはスルタンの花押入りの公式文書にまで華やかで可愛らしい花模様が描かれていること。トルコ人の遊び心?こういうセンス好きだなぁ。

意外なことにイスラムの開祖ムハンマドの聖遺物入れ−−ムハンマドの髭を入れる七宝の小筒とそれをしまっておく宝飾箱のセット、これまたきれいで可愛らしい!
偶像崇拝に厳しいイスラムだから、聖遺物なんて想像しなかったけど(認識不足でした)、聖人の遺物をありがたがるのは宗教宗派を問わないようで。
http://www.asahi.com/topukapu/

2.芸大美術館「金刀比羅宮 書院の美」
メインは応挙、若冲、岸岱の襖絵。
でもやっぱりこういうのは実際の(本来あるべき)建築物の中にそのままあるものを見たいです。狭い美術館のフロアの順路に再現された和室と襖絵は何となく安っぽくて。
応挙の描いた虎は、まるで猫のようで妙に可愛い。
http://www.asahi.com/konpira/

3.国立西洋美術館「パルマ イタリア美術、もう一つの都」
ルネサンスからバロックまでの絵画がずらり、ってことはやっぱりメインは宗教画と肖像画。よーするに聖母子や聖人や天使がどれだけ魅力的に描かれているか?なんですが…個人的にはいまひとつ。部分的に素敵だなと思う天使や聖母はありましたが。
パルマの領主ファルネーゼ家の当主達の肖像画も同様でした。

余談ながら個人的に今までで一番印象的な肖像画というと、ルイ15世の王妃マリー・レクザンスカの肖像。作者名は覚えてないし、世界的にどの程度の名画なのかも知らないけど忘れられない、そんなインパクトのある肖像画ってあんまりないなぁ。
http://www.parma2007.jp/

一日で3展のはしごはやっぱりしんどかった。
一番最初に観たトプカプ宮殿の至宝展は五感が最もきちんと働いている段階だっただけに印象度も高い。相対的にあとの2展は印象が薄くなってしまった(だから記述量も全然違うでしょ?)。
単純比較してどれが一番面白い/つまらない、とは言えません。トプカプ宮殿〜は具体的な“モノ”がたくさん展示されているので一番わかりやすい−−とも言えます。金刀比羅宮の書院は、金刀比羅宮の中であらためて観たいもんです。

トプカプ宮殿〜以外は(東京では)終了してしまったので行ってみてと言えませんが、せめて各項文末にリンクさせた公式HPを御覧下さい。

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