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2010年8月

2010年8月 8日 (日)

オンデマンド

スカパーe2と契約して1ヶ月以上。Jリーグ(とそれ以外の海外サッカーも)見るための契約だったけど、結構誤算がありまして…
これでうちの組のライヴ放送も見られる、はずだったんだけど、考えてみたら試合時間は通常週末の夕方なんですよね。特に用事があって出かけたりしない限り、週末は私が食事当番なので、試合時間と台所にいる時間がかなりバッティングするのであった…でもスカパーは私の部屋のTVでしか見られないthinkから、‘ながら’はできない。
これって結構誤算だった。そりゃリピート放送が何回もあるからあとからゆっくり見ようと思えば見られるけど。ケーブルTVのJスポーツより放送回数多いし…
今のところサッカー関連チャンネルしか契約してないので、他のチャンネルで比較的頻繁に見る可能性の高いチャンネルとそのうち契約しようと思っているけど、e2だとAXNミステリーが無いのもちょっと誤算。ヒストリーチャンネルとかアニマックスとか時代劇専門チャンネルはあるのに。う〜〜ん。

で、この度突発的にNHKオンデマンドに登録して番組1パック買ってしまいました。
英国産の「プライミーバル」第1章を最初からきちんと見たくなったからっす。最初の3回くらい見ていなかった。

‘恐竜SFドラマ’っていうキャッチフレーズが安っぽくてイカンです。わかりやすいとは思うけど…恐竜がテーマってわけではないし、登場する‘生物’も恐竜ばかりじゃないんだよな。
そんなわけでお子様向け特撮かと思ったら全く違いました、ゴメンナサイ、バカにして。と心密かに謝るcoldsweats01
むしろ子供にはあまり見せたくない部分の方が大きいかも。不倫に裏切り、陰謀。結局のところ、どんなモンスターよりも人間の方が怖い、というお話だから、ヘタをするといたいけな子供に人間不信ということを教えてしまうかも。

時空の亀裂が発生して太古の世界から、または未来から未知の生物が現代のロンドンに出現する、という設定は荒唐無稽と言えるけど、その原因がわからないまま話は進む。最後まで分からないままで終わるのか、それとも何かの理論付けをするのか、想定外のオチを付けるのか?
まだ第3章の途中までハイビジョンで先行放送しただけなので、まったくオチ(?)が読めない。いや読めないから面白い。

このテのドラマはアメリカ産だと人間vsモンスター(怪物的な生物)の対決で終わってしまうことが多いんだけど(個人的にこのテのものばかり好んで見ているわけじゃないので実際のところどうかは分からない、自分の知る範囲での印象に過ぎないので念のため)「プライミーバル」の場合、‘敵’はモンスター(生物)だけじゃなく、人間の側、それも対策チームの中にいる。原因不明の異常事態に直面している時に、純粋に問題を解決するために動く人間と、その異常事態を自分の欲望と打算で利用しようとする人間がいる。だから単純明快な娯楽作品になってくれないんだな。もちろんエンターテインメントとして面白いことは確かだけど。
主人公やレギュラーメンバーがマッチョなスーパーヒーロータイプじゃないところもいいですheartどっちかつーとみんなそれぞれオタクなキャラクター。こういうとこが根拠は無いけどいかにもイギリス産って感じ。

第3章のハイビジョン先行放送分の最新回では中世の騎士とドラゴンが登場。そのドラゴンも実は太古の生物でなぜか中世を経由して現代に迷い込むわけだから、さらに複雑。第3章で決着がつくのか?
というわけでいまちょっと「プライミーバル」にハマってます。第1章からずっと主人公だった教授が3章途中で退場するのが残念。結構好みのキャラだから(←誠実だけど偏屈でちょっと困ったちゃんなおじさん)。いろいろ伏線は張ってあったと思うのだが最後にどんでんかえしとかあるのか?なんていちいちひねくれた見方をしてしまうところがオトナの余裕というか汚さだわweep

そういやイギリス産のナンセンス爆笑SF「宇宙船レッド・ドワーフ号」はオンデマンドに入らないのだろうか…

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2010年8月 2日 (月)

1/2失業(笑)

今月は仕事が暇だというのでアルバイトの勤務日半減されてしまった…おかげでいきなり今日は在宅。
またバイト探さなきゃ。その前に作品をどうにかせねば。
PCスクールの就職作品ゼミもさいきんサボり気味でさっぱりすすんでいない。
金曜日の夜に求人票見るために久々に学校行ってみたら、ゼミの常連の男の子が自分のポートフォリオを完成させて、自家製本中でした。他人の芝生もとい作品はみんな立派に見える。劣等感weep

暑いのにうっとおしい話はこのくらいで。
たまには本の話でも書こう。

まえまえから未読の方には超がつくほどお薦めしたい「風雲児たち」幕末編最新刊が出たのでこれを機会にちょっと書いとこ。
作者のみなもと太郎氏は昔少女漫画雑誌にも描いていたのでむしろ懐かしい!ってくらいの方なのですがもちろん現役ばりばりです。
「風雲児たち」は幕末を描こうとしてもとをただせば関ヶ原まで遡ってしまった!ところから始まるので、まずワイド版で20巻終了した後現在の幕末編に至って今回最新17巻目刊行となりました。今やっと安政の大獄の渦中。ワイド版からずっと読んでいると‘大河ギャグ’のキャッチフレーズの名に恥じないスケールに圧倒されます。
一番感じるのは…ビジュアルの威力ってすごい!

本作には日本史の教科書にも必ず出てくる重要人物や事件事象も登場しますが、教科書の記述ではさっぱりおぼえられないのにまんがだとすぐ頭に入るのよね…
たとえば林子平なんて教科書記述だけじゃどんな人だったのかイメージがわかないけど、「風雲児たち」を読むと…
姉が藩主の側室なので一応仙台藩士の末席。日本中を旅しながら知識を身に付け同時代の多彩な知識人と交わり、ついでに政治にあれこれ意見したので幕府に煙たがられブラックリスト入り。晩年は不遇…即インプット完了。(いちおうウラはとりましたcoldsweats01

かの有名な「解体新書」の翻訳事業のくだりも、大黒屋光太夫の漂流記も、当事者達がどれほど苦労をしたのかそのジタバタさかげんや悲惨さがよくわかる。蛮社の獄のどーしょーのなさも。

あるいは時代劇によく登場する人物のイメージがひっくり返ることも。
松平定信なんてこれを読むと名君とは思えなくなります、はい。
吉宗も名君じゃないとは言わないけど、晩年やったことはちょっとどうかなーってとこがある。
逆に田沼意次は、考え方が武家社会の倫理基準から外れていたために、悪玉扱いされた理由は分かるけど、現代の眼で見れば単なるワルではない。ちなみに今も続く北方領土問題は、直接的にはこの時代から始まっていたんですねぇ。

それから教科書には絶対出て来ないマイナー人物がいろいろ出て来て大変興味深い。高山彦九郎なんてこれ読むまで全然知らなかった!

高野長英や佐久間象山は頭が良すぎて敵を作る困ったちゃんなおじさんだったらしい、とか、
吉田松陰も頭はいいし正論を言う、でも筋が通り過ぎて困ったちゃんになってしまったらしい、とか。

最新刊では松陰君がどんどん周囲から浮いて行くさまが描かれるのですが、本人は大まじめだからおかしくて悲しい。こうやって寿命を縮めた人が幕末にはたくさんいたんだろうな…。

まんがだからデフォルメも誇張もたくさんあると思う。おちょくってるように見えるけど、‘リスペクト’あふれてます。そして作者の想像だけでは描いてない。
関連書籍もかなり読んでらっしゃるようだし、現地取材も当然行っている。出来れば参考文献を全部リストアップして巻末資料として載せて欲しいものです。

普通の書店には無いかもしれないけど、規模の大きな書店のコミックコーナーならかなりの確率で置いてあると思います。アマゾンでも買えまっせ(私は殆どこっちで入手)。未読の方だまされたと思ってお試し下さい。

※神田・三省堂書店の歴史書籍コーナーで同作者の「冗談新選組」を見つけたときはさすがにちょっと驚いたsmile

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