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2010年10月23日 (土)

秋の美術展めぐりその4

今度は

ウフィツィ美術館自画像コレクション 巨匠たちの「秘めた素顔」1664-2010

です。
ついこないだ行った美術展で見た絵の作者の自画像がある(アンソール)。
自分の好きな絵を描いた画家さんの自画像がある(フレデリック・レイトン)。

『あ、どーも、あなたの作品、見せていただきましたよ!』

なぁんて感じ。

他の企画展と違うのは…

女性画家の作品が多い。解説によると、昔は女性が外で働くのははしたないとされていたから、女性画家の作品は室内で制作できる肖像画とか細密画とかに限られるそうで…自画像コレクションに女性画家の作品が多いのはそのせいか。
「ベルサイユのばら」に登場したヴィジェ=ル・ブラン夫人はともかく、ティントレット(16世紀/ヴェネツィアの画家)の娘−通称ティントレッタ−が画家として作品を残していたとは知りませんでした。

ヴィジェ=ル・ブラン夫人の自画像は、制作年代の実年齢(35歳)よりも若々しく描かれていて、まるで美少女の肖像画。自分で自分を美化している可能性もありかなcoldsweats01まあでも、見るからに暑苦しい濃い顔のおっさんの肖像画がずらずら並んでいる中で、こういう透明感のある絵を見るとほっとします。

名画と言っても肖像画は顔や上半身アップの絵ばかりだから正直退屈ではあります。
面白いと思うのはちょっとひねった描き方をしているやつ。
鏡に映った自分の顔を見ながらまさに自画像制作中の自分を絵にした、映画のワンシーン風(鏡に映った顔とキャンバス上に描かれた顔の二つが絵の中にある)。
花輪の後ろのキャンバス(?)の破れ目から顔をのぞかせているだまし絵風(顔より花の方が大きくて存在感を主張)。
アトリエの中にいる仕事中の自分を描いた自画像も多いです。これはやっぱり今風に言うところの、アイデンティティの主張ってやつですかね。
現代画家の作品になると、どんどん前衛的というかシュールレアリズム的というか…なんだこりゃ?な作品が増えます。自分自身をも突き放して表現する、客観的に見るという姿勢がうんと強くなるのが現代的な方法論なんでしょうか。ともっともらしくまとめたところで終わるsmile

※こういうもんは早めに書かないとダメですね。結局これ見てから2週間以上経ってしまったよ…ラウパも行ったけどレポまださっぱりです。

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