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2011年10月 1日 (土)

もう半年?まだ半年?

これも先月11日くらいに書くべきネタなんだけど忘れちゃ行けないことだから書いとく。

3.11の映像はたくさんネットの動画サイトにアップされているので、私もたくさん見せてもらった。

津波は‘波’という名が付いていても、いわゆる(海の)‘波’とは全然違うことがよくわかった。
あれは水そのものが有無を言わせず押し寄せてくるのだ……
しかも、街中に入ってくると建物が邪魔して見えない。ビルの屋上みたいな高いところに避難した人には、遠くから水が来るのが分かるけど、路上にいる人にはすぐそばまで来ないとわからない。
1ブロックくらい向こうまで津波の先端が来ているのに、手前(撮影者に近い側)に映っている人や車は全く気がついている様子がない、なんて映像がいくつもあった。

映像というクッションであっても、本当のリアル(ってのもヘンだな)は凄い説得力だと思う。
津波がどんなものかこれでよくわかったでしょう。津波でサーフィン、なんて発想するバカはもういないだろうな…
今、バカって言ってしまったけど、津波がどんなものか知らないということでは同じな私にバカよばわりする資格は本当は無いよね。
映画なんかじゃビルをも越えるような大波が押し寄せるシーンがあるけど、あれが地震の時に起こる津波だと思ってしまうとやっぱり間違う。(「ディープ・インパクト」みたいな、巨大隕石の衝突によって生じる津波はまた違うと思うが…レベルが違いすぎるので思考外)

ちょっと前のニュース番組で。
取材されていた(津波に遭った)被災者が『津波の怖さが分かってなかった』と言っていた。
多分日本で一番津波の被害に頻繁に遭っていて、その怖さも一番知っているはずの(地域に住んでいる)人がそう言っている。
それじゃ私らなんか津波も地震も、何も分かってないってことだ。
で、分かった時にはたいがい遅すぎる。
そんなもの知らないで一生過ごせればいいのだけど、多分それは無理だろう。
覚悟を決めて、出来る範囲で準備するしかないんだよね。だからって毎日身構えて暮らすのもしんどい。

大地震の周期は何十年〜何百年単位。いや、地球の地殻内部の活動は百万年千万年単位。
人間の寿命はどんなに長くても百年そこそこ。その人間の時間尺度での‘想定’には限界があることはおぼえておかないと。
自然現象は想定外だらけ。

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コメント

お久しぶりです。ここにコメントしちゃいますが

震災の映像を何度も何度も見て、
自分だったらどう行動していたか…のシミュレーションをすると
確実に死者・行方不明者の方になるんですよね。

津波到達まで15分ある、と聞いたら
車で5分の小学校に迎えに行って、
途中でおばあちゃんも車に乗せて…と
自分に都合の良い考えしか頭に浮かばず。
(道路の渋滞等はまず考えない)


それを思うと心底怖くなります。まず自分の思考の甘さがね。
うう、なんか重いコメで失礼。

投稿: サックスブル子 | 2011年10月25日 (火) 09:22

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