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2013年1月 3日 (木)

思い出し話2012 その3

年明けてしまったけど備忘録代わりに書いておく。

レーピン展 10月5日 於/BUNKAMURAミュージアム

イリヤ・レーピン。カジュアルな美術解説書「怖い絵」で見た歴史画の印象強烈だったのでこれを機会に見たくなった。展示されていた‘皇女ソフィヤ’の主役のおばさん、もといピョートル大帝の姉ソフィヤの表情の怖さときたら一度見たら忘れられませんぜ。でも歴史画より同時代のリアルな社会派絵画や肖像画の方が目立ちます。

ムソルグスキーの亡くなる直前に描かれたという肖像画は、ぼさぼさ頭の荒んだ様子はそれらしいけど、目には妙に力があって今にも死にそうな人という印象が無いのが不思議、ただアル中だったというからあの目の光は狂気のそれ、とすればやはり納得…

レーピンの作品に登場するのは最下層のヴォルガの舟曵き、革命家、肖像画の女優・小説家から上は将校・貴族まで、文字通り守備範囲の広い作家さんだったのだな。同時代のロシアの‘リアル’そのものか。

羽海野チカ原画展 11月28日 於/新潟 万代シティ ビルボードプレイス

東京でもやったらしいけど全く気付かず。現在の職場になってから初めての有休とって新潟まで行って見た。

展示作品は「3月のライオン」「ハチミツとクローバー」がメイン。会場は全体的に簡素でシンプル、高校の文化祭のような手作り感濃厚。ところどころ作中のシーンと同じ小道具や場所をそっくり再現セットして見せてくれるのが面白かった。

カラー作品は原画と印刷物のギャップが小さい。印刷されることを最大限計算して描いているのだろうか?これもまたプロの仕事だなぁ。

今更だけど「3月のライオン」は未読の方には赤丸付き強力お薦め作品です。

この可愛らしい絵柄でゴツい将棋まんがが描けるとは…!でも単なる将棋まんがではないっす。いじめ問題も取り上げてるよ。心の中で最敬礼しながら読んでます。

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